デカ田ん

140字で収まらない自意識のやり場

クソウミガメのスープ

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こんにちは。

 

以前、Twitterでフォロワーさんと自作“クソ”ウミガメのスープ*1で遊んだので、問題をここに掲載します。

 

《注意》

  • クソ
  • うんち

 OK?

 

 

 

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     下へどうぞ

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Q. 男は山に登った。その数日後に男は死んだ。なぜ? 

 

 

 

 

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以下白字でヒント

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  • 男の職業は?
  • 男が登ったのは何の山?
  • 男は正気だった?
  • うんち?

 

 

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      以下正解

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  殴らないで〜!

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A.男が登ったのはうんちの山だったから

 

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うん…



男は登山家だった。世界中の山を巡るうちに、まだ見ぬ冒険を、踏破の快楽を求め、密かに狂っていった。

そして世界の山を制覇した男は目標を失い、狂気に呑まれてしまった。男は、公園の小さな丘から、ゴミ屋敷にできたゴミの山、子供の作った砂山に至るまで、山状に盛り上がった全てに登り、踏み締めなければ気が済まないようになっていた。まだ見ぬ山に出会いたい、踏破したい、欲を激らせ、男は執拗に「山」を踏み躙った。そんな男から周囲は離れ、男は孤独と共にますます狂っていった 。

そんな折だった。男がうんちでできたうんちの山の噂を聞いたのは。

うんちの山は、とある国の原住民の集落近くにあった。この原住民は、集落の排泄物を長年同じ場所に捨てていた。排泄物はこんもりと盛り上がり、ごくごく小さな丘のようになっていた。

それは山と呼ぶにはあまりに小さすぎた。だが、狂った男にとっては確かに「」であった。

狂った男は原住民の制止も排泄物の悪臭もものともせず、うんちの山を登った。
うんちの泥濘に足を取られ、男は転び、うんちに塗れた。だが、それでも踏み躙らなければ気が済まなかった。
ビチャビチャ。ベチョベチョ。
男は踏破の快楽に耽った。

男の身体は、度重なる奇行により、既に細かな傷だらけだった。
男はその傷から破傷風に侵された。登山後、全身を蝕まれた男は、地獄の苦痛に悶えながら息を引き取った。男は自らの狂気に侵されて死んだのだ。


クソウミガメのスープ
「登山家とうんち山」  完

 

みなさんもうんち登山には気をつけましょうね。

もし時間と信用を捨てても良いという方がいらしゃいましたら、是非遊んで頂ければ幸いです。

*1:みんな大好き水平思考クイズ。出題者の提示した問題に対し、「はい」か「いいえ」で答えられる質問を返し、その情報を手がかりに隠された真相を導き出すゲーム。